インテリアと日本人オンラインブックダウンロード

インテリアと日本人

内田 繁 / 本

インテリアと日本人オンラインブックダウンロード - 内田 繁によるインテリアと日本人は晶文社 (2000/3/1)によって公開されました。 これには235ページページが含まれており、本というジャンルに分類されています。 この本は読者からの反応が良く、2人の読者から4.2の評価を受けています。 今すぐ登録して、無料でダウンロードできる何千もの本にアクセスしてください。 登録は無料でした。 サブスクリプションはいつでもキャンセルできます。

インテリアと日本人 の詳細

この本を見つけたり読んだりすることにした場合は、インテリアと日本人の詳細を以下に示しますので、参考にしてください。
タイトル
インテリアと日本人
作者
内田 繁
ISBN-10
4794964269
発売日
2000/3/1
カテゴリー
ファイルサイズ
20.61 (現在のサーバー速度は23.97 Mbpsです
インテリアと日本人オンラインブックダウンロード - メディア掲載レビューほか日本固有のインテリアデザインを生み出してきた生活文化とは何だろうか。「日本的空間」の特質を明らかにする 著者は,門司港ホテルや神戸ファッション美術館などの内装設計を手がけた日本を代表するインテリアデザイナー。ここ数年,世界のデザイナーやジャーナリストの間で日本のインテリアデザインへの注目度が高まっている中,「日本的空間」の特質を独自の視点であらためて問い直し,解き明かした。 合理性という御旗のもとに科学技術が先導することで形作られてきたのが現代の高度情報化社会。だが、私たちの生活を見渡せば,古くからの日本固有の空間概念はいまだにしっかりと息づいていると言う。私たちはごく自然に靴を脱いで家に上がり,床に座ってくつろぐ。実はその「座る文化」と「靴を脱ぐ文化」こそが,日本のインテリアデザインの礎となってきた。「非構築的な空間分割」や「仮設性」を特徴とする日本のインテリアと,日本人の生活様式がいかに密接に結びついているかを,平安時代の絵画や室町時代の茶室などを例にとって解説している。様式から入るのではなく,身体感覚を切り口としたデザイナーならではのきわめて斬新な日本文化論である。 (ブックレビュー社)(Copyright©2000 ブックレビュー社.All rights reserved.) -- ブックレビュー社内容(「BOOK」データベースより)靴を脱ぎ、床に坐る暮らしが生んだ日本の「住まいの方法」。いま、日本人の伝統的身体・空間感覚が最先端のインテリアデザインに生かされ、世界で高く評価されている。日本の室内は「無」の空間として自在に変化する。ふすまや障子は気配までは遮断しない柔らかい仕切り。インテリアの原点を茶室に見る。本書は、わが国を代表するインテリアデザイナーが、創作の実際に則して「日本的空間」の特質を解きあかす。インテリアの基本を取り出し、未来のデザインをひらく、実践と思想のテキストブック。内容(「MARC」データベースより)靴を脱ぎ、床に坐る暮らしが生んだ日本の「住まいの方法」が、最先端のインテリアデザインに生かされ、世界で高く評価されている。インテリアの基本を取り出し、未来のデザインを拓く、実践と思想のテキストブック。
カテゴリー:
インテリアと日本人を読んだ後、読者のコメントの下に見つけるでしょう。 参考までにご検討ください。
この本の第四章「茶室 インテリアデザインの原点」は、日本のインテリアデザイナーの誰もが読むべきであると思う。日本のインテリアデザインにとっての悲劇は、利休の表千家不審庵、織部の燕庵、遠州の孤篷庵という、茶室のデザインが発展して行く上での重要な転換点である空間がどれも非公開であるために、デザイナーがこれらの空間を実体験して自らのデザインに反映させるということができないことだと思う。(なお、利休の待庵は往復はがきで申し込めば見学できるが、躙り口から中を覗くことしかできない。)著者は、日本のインテリアデザインの第一人者としての特権を活かして、これらの空間を自分で体験し、その上で、それぞれの空間の解釈を、一般的な茶室の解説よりもずっと深いレベルで、この第四章の中で披露している。これを読みながら、同時にインターネットでそれぞれの茶室や露地の写真を検索し、茶の湯の専門用語でわからないものがあればウェブ検索する。すると、実際に空間を体験するのに近い感覚を得ることができる。それが「なぜ、利休はこのようにデザインしたのか?それを受けて、なぜ織部はこうデザインしたのか?そして遠州はどうしてこんな風にデザインしたのか?」と考える糸口になり、デザイナーとしての肥やしになるはずだ。惜しむべきは、同じ内容が本のあちこちに散らばって書いてあるため、丁寧に読まないと筆者の言いたいことの全貌が見えてこない点だが、「あれ、この話、前の方に書いてあったよな」ということがあれば、面倒くさくても前にさかのぼって読み直すことで、理解は深まる。それだけの価値がある本だと思う。著者には『茶室とインテリア』という本もあるが、そちらには茶室のことは実はあまり書かれていない。茶室に興味があるのなら、こちらの本をお薦めする。

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