脳のなかの倫理―脳倫理学序説無料ダウンロードkindle

脳のなかの倫理―脳倫理学序説

マイケル・S. ガザニガ / 本

脳のなかの倫理―脳倫理学序説無料ダウンロードkindle - マイケル・S. ガザニガによる脳のなかの倫理―脳倫理学序説は紀伊國屋書店 (2006/2/1)によって公開されました。 これには262ページページが含まれており、本というジャンルに分類されています。 この本は読者からの反応が良く、7人の読者から4.8の評価を受けています。 今すぐ登録して、無料でダウンロードできる何千もの本にアクセスしてください。 登録は無料でした。 サブスクリプションはいつでもキャンセルできます。

脳のなかの倫理―脳倫理学序説 の詳細

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タイトル
脳のなかの倫理―脳倫理学序説
作者
マイケル・S. ガザニガ
ISBN-10
4314009993
発売日
2006/2/1
カテゴリー
ファイルサイズ
25.75 (現在のサーバー速度は29.63 Mbpsです
脳のなかの倫理―脳倫理学序説無料ダウンロードkindle - 出版社からのコメント 生命倫理より派生した分野として、脳(神経)倫理(Neuroethics)がいま世界の注目を集めている。記憶力を高めたり、「賢い」脳をつくること、あるいは他人の脳の中を覗くことなど、脳科学の進歩がもたらすであろう新しい倫理・道徳の問題を考えようとするもの。2003年に命名された用語で、本書は世界で最初のこの分野の本である。著者は、スペリーと並んで左脳・右脳の研究で有名な神経科学者、ガザニガで、彼自身2001年より「大統領生命倫理評議会」にこの分野の研究者として初めて参加することで、この本は誕生した。すぐに「どちらかに軍配が上がる」といったものではなく、ガザニガも悩みつつ率直に意見を述べ読者に判断をゆだねている点が、ホットなテーマたるところ。各章の最後に必ず「今後の展望」が述べられており、脳科学が将来なにを可能にしようとしていて、そこでどのような倫理・道徳と直面するかまとめられているところが、特に読みごたえがある。ある意味では、このテーマはかつてはSFのテーマだったのだが、それが現実の問題となってきたということ。哲学・心理、倫理・法学などの人に読んでほしい。 内容(「BOOK」データベースより) 脳科学の未来は人間に何をもたらすか?記憶を良くし、「賢い」脳を創り、脳のなかの思想や信条が覗かれる時代が間近に迫る、その是非を問う脳倫理学遂に日本上陸。 商品の説明をすべて表示する
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以下は、脳のなかの倫理―脳倫理学序説に関する最も有用なレビューの一部です。 この本を購入する/読むことを決定する前にこれを検討することができます。
著者は生命倫理委員会での経験から、神経科学や生物学一般の知識が倫理学に資するところがあるのではないかと考え本書を著したらしい。胚はいつ人間と見なせるのかという中絶などにかかる問題から脳と体のエンハンスメント、自由意志と有責性、脳波からのウソ発見という法が絡む問題へ、そして記憶の不確かさを通して倫理の生得性と普遍性へと、広いトピックを上手く繋げている。ただ個々の議論は詰めの甘さを感じるところが多い。技術的に可能かどうかと、可能ならどうすべきかという話が明確に区別されていないところさえある。人間はなんだかんだ言って新しい技術と上手くつきあっていくだろうという楽観主義は共感できる。が、上手くつきあうにはどういうルールが必要かという議論にすすむべきところでそれを言うのは的が外れている。また脳のエンハンスメントは個人の問題だが体のエンハンスメントは集団全体に影響を与えるからダメだと言うのだが、著者がイメージしているのが脳は認知症などの治療、体のほうはオリンピック選手のドーピングのようなことで、比較できないレベルの話を同列に論じてしまっている。決定論と有責性のところでは「脳は決定論的に働くが、人間は自由に意志決定する事ができる」とか「人と人が関わるときに責任だとか価値観だとかが現れるのであって脳にあるのではない」と言うのだがその理由は論じられていない。好意的に解釈すると、脳の障害が原因だとかの理由で不法行為を免責するのは社会的に不都合があるから自由意志があることにして今まで通り対処しよう、ということかもしれない。でもそれを言うなら神経科学的ないかなる説明も必要ないし、自由意志や決定論の話も必要もなくなってしまう。倫理学は専門外の神経科学者による、あくまで個人的な意見の披露だと考えればいいのかもしれないが…。

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